友人か親類に、今日一日シャツやセーターやネクタイの交換を申し出る。
人に見せるつもりで、以前に着たことのない、自分のセンスですらないものを着ているのがわかるようにしよう。
服のセンスのよい人を交換相手に選び、その人の服を着る気分を味わおう。
お金を使わず、手軽に生活に新しいものを取り込むよい方法だ。
服を交換すると、どんどん衣装が増えてゆく。
互いに便利だから、つきあいもおのずと深まる。
さらに毎日の現実を忘れ、たいしたリスクを負わずにどんどん実験もできる。
借りた服が気に入れば、ずっと交換してもよいし、それが具合よいことがわかっているのだから似た服を一、二着買うのもよい。
結局自分の服のほうがよいと思ったら、交換相手を変えればよい。
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