「新年金制度」のおもな改定内容は、(1)年金制度の一元化の第一段階として、年金全制度に共通の「基礎年金」(国民年金)を導入した。
(2)婦人の年金権の確立を理由に、サラリーマンの妻を保険料の個人負担なしに、国民年金加入者とした。
(3)年金財政を安定させるために、年金の水準を引き下げた(加入期間を
長期化させることにした)等である。
さらに、社会的実情に合わせるための見直しとして、1991(平成3)年4月より、それまでは、国民年金への加入が任意であった、学生を強制加入に改め、20歳になった者は、すべて国民年金の加入者とした。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。