年金は・・・三上靖史

年金は、世代間扶養であるため、次世代の負担を前提にしているものであるから、次世代の生活を圧迫し過ぎずに、成り立つことが望ましいものであるが、わが国は高齢化社会の歴史が浅いにもかかわらず、高齢化のスピードが早いという構図であるために、試行錯誤的な政策はやむをえなかった面はあろうが、将来的に、年金財政の事情が深刻となることが、予測されているにもかかわらず、年金保険料を個人的に負担せずに、年金を受給出来る者(サラリーマンの妻)をつくったことは、問題のある制度といえよう。

国民の経済的な負担は、「広く、薄く」が公平の原則であると思われるが、「サラリーマンの妻の優遇」は、公平の原則に反するとともに、女性が社会的労働(職業)の場で、差別される理由に利用されかねないといった懸念がある。

すなわち、「女性は夫に扶養され、家事労働を担当していればよい。

したがって職業において、正当に扱われる必要はない」といった意識が定着する懸念である。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。

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このページは、-が2014年6月21日 14:09に書いたブログ記事です。

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