日本の家計の金融資産は、1980年には400兆円に満たないものでしたが、90年には1,000兆円を超え、2006年3月末時点ではついに、1,500兆円を突破しました。
その内訳は、50%以上の約770兆円が現金・預金であり、特に郵便貯金は約200兆円にものぼります。
また、保険年金準備金が約390兆円と、全体の1/4を超える割合を占めています。
一方、株式や債券、投資信託などにまわるおカネは、全体の18%程度にとどまっています。
このように、現預金中心の構造となっていることが、日本の家計資産の内訳に関する特徴なのです。
これは、アメリカと比較すると非常に対照的です。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。