指導とは、子どもに望ましい経験や活動をもたせることである。
ある経験や活動が望ましいといわれるためには、子どもの興味や関心をもった活動であり、発達や地域の実態に見合ったものであり、さらに"ねらい"が達成されるものであるといえる。
他方では、保育者とのかかわりの中で、豊かな人間性を身につけていくことであろう。
それらは、適切な環境の中でなされるものである。
だから、指導の評価は、主として、保育の目標と内容からみた子どもの評価ということになろうし、保育の実践(指導)そのものの評価ということにもなる。
また、指導の評価は、指導の結果の評価と過程の評価とに分けられる。
いずれにしても、指導はつねに反省・評価され、フィード・バックされて、指導の充実に役立たなくてはならない。
さらに、子どもの発達に見合った経験や活動は、一般発達、遊びの発達、活動の発達を構造的にとらえて見ていく必要がある。