贈り物のていねいな包装のしかたは、奉書を2枚重ねて品物にかけ、後ろにまわして、紙の端の右が下に、左が上になるように重ねます。
1枚の紙を2つ折りにして使うときは、輪が下になるようにします。
水引をかけ、右上にのしをつけますが、魚、鳥、海草、卵などの生臭いものには、のしはつけないのがしきたりです。
のしは、印刷したものでもけっこうです。
進物を出すとき、ていねいにするなら盆にのせてその上に祇紗をかけて出しますが、お盆も歓紗も仰々しくて現代的ではないので略すことが多くなりました。
品物は1度自分に正面を向けておき、2回半ぐらい時計まわりに品物をまわして、正面を先方に向けて差し出します。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。