2017年12月アーカイブ

見合い後の仲介者のつとめ

紹介して会う機会を作ってやったのだから、あとは二人にまかせておけばよい。というのは、やはり仲介者として無責任な態度です。

見合いは恋人同士のデートとは、性質的に異なっていることを忘れてはなりません。

仲介者が知らん顔をしていたのでは、親にもはっきりと打明けて相談できないような内向性の女性は、それこそどうしようもなくなってしまいます。

見合い後の交際で、後日に禍根を残すような間違いが生じやすいのはこんなときなのです。

仲介者、とくに仲介者夫人が、交際中の女性のよき相談役となって、心の迷いに対してアドバイスしていくことこそ見合い後の交際における仲介者のつとめであり、また、同時に男性に対しても同様なことがいえるでしょう。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)


見合いへの進め方・・・三上靖史

仲介者が縁談を進めて、双方の本人が「度相手に会ってみたい、また両親が相手の人物を見たいという気持ちになったら、お見合いという段取りになります。

「お見合い」は明治以後から三十年ほど前の終戦前までは、結婚のときに必要な方法とされ、見合いの日に会った男女が、つぎに顔を会わせたのが結婚式場だったというような時代もありました。

しかし、今日の見合いは、結婚を目的とした交際をするかどうかをきめるための手段となり、見合いだけで結婚をきめるものではなくなったのですから、何回、見合いをしても非難されるすじあいのものではありません。

見合いで相手に断わられたら傷がつくという心配も、今日ではもはや考えられなくなりました。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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