仏前結婚式~司婚の辞・司婚者の祝辞

■司婚の辞の例を紹介します。
本日、ここに、
新郎 ○○○○士
新婦 ○○○○女

の婚儀を仏前にて挙行するに当たり、両者に誓いを求む。

新郎○○○○士に告ぐ

敬に伴うの愛を以て、よく夫たるの本分を尽くし、終生苦楽を共にせんことを誓わるべし。

新婦○○○○女に告ぐ

愛に伴うの敬を以て、よく妻たるの本分を尽くし、終生苦楽を共にせんことを誓わるべし。

ここに両者の誓いを得て、一堤に来会諸兄姉とともに、円満なる婚儀の成立を認め、念珠を新郎、新婦に授けて、仏祖報恩の誠を全うせんことを期せられるべし。

平成 年 月 日

■司婚者の祝辞の例を紹介します。
司婚者は、おごそかななかにも、やさしい慈愛をこめて、

「お二人は、きょうここに、結ばれました。

ほんとうにめでたいことです。

これも、お二人の因縁のたまものであり、仏さまのお導きによるところ、ひたすらなるものであろうと思います。

これよりのちは、終生苦しみも楽しみも二人してともにわかち合い、ともにはげましあい、ともに助け合って、幸せな人生を送られますように。

きょうの誓いを終生忘れることのないように・・・。

お二人の洋々たる前途を心から祝福します。」

と、はげましとさとしの意味をこめて、祝辞が送られます。




三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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このページは、-が2018年2月13日 15:45に書いたブログ記事です。

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