謙虚な態度

ビジネスの場では時には自己主張も必要だが、こと人間関係においては「負けるが勝ち」と考えておいた方がうまくいく場合が多いのである。

たとえば、部長に「挨拶の仕方が悪い」と注意されたとする。

そんな時、口に出さないまでも、

「皆と同じように挨拶しているのに、どうして自分だけ注意されなければならないのか」

「私より挨拶のできていない奴はいくらでもいるじゃないか」

「むしろ私なんか挨拶がきちんとできている方だ」

などと腹の中で思うと、必ず態度に出てしまう。

これでは上司に嫌われること間違いなしである。

つい反論したくなる気持ちはわかるが、その気持ちをぐっと抑えて「申し訳ありません」「気をつけます」と謝ることができるかどうかで、以後の人間関係が決まるのである。

注意した方も、相手が素直に謝ればそれで納得する。

ところが相手が不満気な顔をしたり、反論したりすると、後々までしこりが残ってしまう。

どんな場合も「負けるが勝ち」の精神でいれば、人間関係はこじれなくて済むのである。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。


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このページは、-が2016年3月24日 14:01に書いたブログ記事です。

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