2016年4月アーカイブ

刈り込みは樹冠の全面を一様に刈り込みバサミで剪定する方法で、球型、角型など人工的な整型仕立てのために行なわれるので、刈り込みできる樹種はある程度限定される。

枝葉が細かくて崩芽力が強く、樹型が乱れないという条件を満たす庭木はそう多くないし、樹種によって多少の長所欠点はあるので、刈り込み技術はなんでも刈り込みバサミで刈ってしまうという簡単なものではない。

刈り込みの時期は春から梅雨期にかけて新梢が生長を休止したころ、主として五~6月と初秋の9月の二回が普通であるが、イヌツゲやピラカンサのように徒長枝の出やすいものは時に応じて手を入れないと形がくずれる。

萌芽力も樹種によって違うので、弱い樹種にあまり強い刈り込みをくりかえすと、衰弱して枯れたり十分に萌芽しないで枝が枯れ込んでしまうものもある。

刈り込みの回数が多ければ、普通の庭木では小枝が密生して葉も小さくなり、自然仕立てのものに比べてせん細な感じが出るようになるが、同じ所でばかり刈っているわけにいかないので長年のうちにはどうしても大きくなりすぎてしまう。

これはたまには深く切りもどして新芽を繭出させ、樹型を作り直すことが必要である。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。

「何もないこと」の商品化

物質にめぐまれ、便利このうえない生活にひたって、ぜいたくの限りをつくしている現代人は、ひょっとして、そうしたゆたかさに食傷しているかもしれないので、思いきって「何もないこと」の商品化企画をすることにしたのである。

いわば、「無」の企画というわけだが、決して老荘の思想をもてあそぶことではない。

とにもかくにも、この貧乏集落で、不便で窮屈な欠乏生活を体験してもらうことを「商品」として売り出すことにしたのであった。

何もないということは、要するに「原始的な生活」である。

そこで、ぐんと歴史をさかのぼり、人類の祖先が、一千万年以上も前に樹上で生活していた当時を追体験するような場を、この集落を囲む山林につくってみた。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。
ムチャクチャな乱開発の代表格といわれたのが、日光国立公園の一角にある那須高原に群がった悪徳不動産屋たちだ。

約九百社の不動産屋が、まったく無計画に那須高原の原野を切り売りするという乱暴な商売をしていたのである。

しかし、昭和四十年代後半になると、こうした悪徳商法も行き詰まってきた。

不動産屋の口車に乗せられて、単なる山地を、別荘地として買い込むような軽率な人間がいなくなったのである。

そこで、一部の不動産屋は、それまでの悪徳商法を猛反省し、本格的なマーヶティング手法にもとついて正当な販売活動を展開しようと考えたらしい。

彼らは、私の事務所に別荘地販売の企画依頼にやってきた。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。

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