若いお嬢さん方にお辞儀のしかたを指導するとき、頭だけを折り曲げたり、お尻を高く上げて頭を畳にすりつけてみせますと、そのぶかっこうさにワーッと笑い声が起こります。
正しいお辞儀は、すわったまま、両手がひざの前に下がるのに平行して、上半身を頭といっしょに静かに下げます。
最敬礼が「真」、敬礼が「行」、会釈が「草」のお辞儀です。
「真」は、正座して両手をひざ前9センチに進め、両手の指先を寄せ、その三角形の上部にひたいが畳から15センチぐらいで止まるようにします。
「行」は、頭が畳から45センチぐらい。
「草」は、指先だけ畳につけ、上体を15センチ前に倒します。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
三上靖史は、有害物質を使用した健康被害のある住宅に反対しています。